前節・富山戦で、1アシストを含む2得点に絡む活躍で鮮烈なプロデビューを果たした19歳のルーキーの三幸秀稔選手。繊細なボールタッチに加え、何事にも物怖じしない強心臓も彼の売りだが、あまりにも“放漫な態度”に1歳年上の先輩・堀米勇輝選手がついに“苦言”を呈した。
21日の練習後、甲府に加入してから初めての後輩となった三幸選手の私生活の話題になると、「アイツはオレより(態度が)ヒドイ。だって、オレの家に初めて来て寝るからね。リビングで。オカンいるのに。『焼きそば』食って、普通に横になり出した。気付いたら『オマエ、寝転がっているな』って(笑)。寝転がって、携帯いじっていた」と暴露。
いまでは、二人の間に上下関係など存在しないらしく「最初は三幸も敬語を使っていたけど、『コイツ、年下に思えないから』と思って『いいよ。敬語使わなくても』って言ったら、そこから敬語を使わなくなった。普通にタメみたいな感じ」(堀米選手)と、三幸選手の甲府加入から3カ月弱で“同級生感覚”に陥ったようだ。
最後に堀米選手は「でも、いまの子はあんな感じでしょ」と、同世代ながらなぜか“上から目線”でフォロー。「オマエが言うな!」と記者陣からツッコまれると、三幸選手と同じく上下関係とは無縁の世界で生きてきた堀米選手は「オレもだけど(笑)」と素直に認めた。
(甲府担当 泰良和彦)
2012/06/23 00:00