前々節・鳥取戦において、二度の警告を受けて退場。劇的な勝利となった前節・岡山戦を外から見ていたパク・カンイルにとって、今節の徳島戦はその雪辱を果たす、絶好の機会だ。「ファウルしようとしてしたわけではないが、チームに迷惑をかけてしまったので、次にチャンスをもらえれば全力でプレーして、勝利に貢献したい」と、徳島戦への気合は十分だ。
パクは、U-17からU-21など各年代で韓国代表を経験するなど大きなポテンシャルを秘めており、シャドーやワイド、ボランチなど複数のポジションをこなせる逸材だ。現在、母国からお母さんとお姉さんが来日中で、Jリーグ初ゴールを挙げた第12節・群馬戦でも観客席から熱い声援を送ってくれた。
家族の支えを頼りに、Jリーグの舞台でさらなる飛躍のきっかけをつかみたい。
(松本担当 多岐太宿)
2013/06/11 20:13