前節の山形戦で内容も含めて完敗した千葉。山形がハードワークして一体感を持って戦っていたことももちろんあるが、千葉のこれまでの課題が噴出したという格好でもあった。
兵働昭弘は山形戦について「今は全体として切り替えが遅いし、どう攻めるか、どう守るかというのがハッキリしていない。一人ひとりが個で崩そうとしている」。また、佐藤勇人は「守備がうまくハマらなかったので、攻撃もうまくいかなかった。選手間の距離は遠いし、ボールを奪う位置も低かった」と山形戦の問題点について話した。
やらないければいけないことは、「良いタイミングで動いて、よくサポートして、良いパスを出して、時には誰かが裏に抜ける。チームで戦う」(兵働)ことであり、「しっかり守備をして高い位置で奪ってから2人、3人と前に出ていくこと」(佐藤勇)。
今節は2位かつ昇格争いのライバルである神戸が相手だ。「しっかり整理して」(佐藤勇)山形戦とは違った試合を見せられるか。
(千葉担当 菊地正典)
2013/06/05 18:54