第16節は首位・神戸をアウェーで1-0と下し、第3節・水戸戦以来の勝利をつかんだ。広島から期限付き移籍で加入し、第15節・山形戦に交代出場で鳥取でのデビュー戦を飾った鮫島晃太は、この試合が初先発。ボランチの一角で攻守に奮闘し、「セカンドボールが大事になると思っていた。そこを自由にやらせないようにして、なおかつ攻撃にしっかりつなげることを意識していたので、奪ったところからサイドを突いて得点できて良かった」と手応えをつかんだ。
しかし、「もっとパスをつなぎながら、チームのリズムを作れるようにしていきたいです。まだまだ、パスを受けてから裏のスペースに蹴ってしまうことが多い。中盤でもっと落ち着かせて、しっかり良い形で前にボールを運びたい」と語り、すべてにおいて満足はしていない。理想に近づき、チームの勝利に貢献する働きを期している。
(鳥取担当 石倉利英)
2013/05/29 19:39