今季も観客数が伸び悩む愛媛のホーム戦だが、今節のG大阪戦は早くからチケットの売れ行きが好調で、17日にはすべての席種のチケットが完売したことがクラブから発表された。
残念ながら現在のニンジニアスタジアムはバックスタンドの全面改修中で観客を入れることができないが、それでも現状のスタジアムのキャパシティをフルに生かした約1万人ものサポーターで埋め尽くされる予定だ。
現役代表選手である遠藤保仁、今野泰幸らを擁するスター軍団という大きな呼び水がこの集客につながっているのは言うまでもないが、石井謙伍は「G大阪を目当てで来る人も多いと思うけど、自分たちのプレーでまたこのスタジアムに観に来たいと思わせる試合をしたい」と好ゲームで今後の観客動員の底上げにも期待する。
また、高橋泰はG大阪というビッグクラブとの対戦で「(満席のスタジアムの)サポーターの入りの多さは自分たちへの後押しになる」とベストの環境で戦える喜びを語った。
(愛媛担当 松本隆志)
2013/05/23 15:37