Jリーグ20周年を迎えた今週、選手に幼少期のJリーグとの接点などを尋ねてみた。27歳の大山俊輔は開幕当時、小学生になったばかり。「同級生がみんなサッカーを始めたので、僕も一緒に通い始めた。周囲のサッカーに対する気運が高まっていたからだと思う。高校1年のときには日韓W杯があった。節目、節目で恵まれてきたなあと感じます」と語る。
24歳の木村勝太は「ものごころついたときにはJリーグがありましたが、クラブが増えたところに歴史を感じます。小さいころ家族で毎年、天皇杯の決勝を観戦に行きました。フリューゲルスの優勝も現地で見ています」。
21歳の平出涼は「Jリーグ初ゴールを決めたのがマイヤー選手ですよね。いつ知ったかは定かではありません。地元・甲府の試合はよく見に行った」と振り返り、「あこがれていた職業につくことができました。年下からも良い選手が多く育っているので僕も向上心をもって頑張りたい」と話した。
(富山担当 赤壁逸朗)
2013/05/17 17:32