右足首を痛めて戦線を離脱していたルーキーの浅野拓磨が25日、全体練習に合流した。開幕直後の練習中に負傷し、その後に復帰と離脱を繰り返してしまったことで治療に専念することを決断したが、「完治するまで予想以上に長くかかってしまった」。
ACLで出場機会をつかむことができた可能性も高かっただけに悔しい負傷だったが、「外から見て学ぶこともできました。どういうプレーをしたいって感じることができた」とポジティブな面があったことも話す。
しかし、25日の練習後には「頭で思っていたことが中に入るとなかなかできない。難しいなって感じました」と苦笑いした。
もっとも、最後まで居残り練習を行ってボールの感触を確かめていた浅野は、サッカーができる喜びがみなぎっている。「まだまだこれからです。焦りも感じながら、やっていきます」と、ルーキーは今後の巻き返しに燃えている。
(広島担当 寺田弘幸)
2013/04/25 21:09