アディショナルタイムに突入し、今季初の3連勝が見えてきた矢先だった。クロスに対してGK水谷雄一がキャッチをしようとしたところ、頭で合わせに来た山口智に押し込まれると、試合は1-1の引き分けに終わった。この場面で水谷へのファウルを主張したマリヤン・プシュニク監督がピッチに立ち入ってしまい、木村博之主審から退席を命じられた。
試合後、マッチコミッショナーからの事情聴取を受けたプシュニク監督は「特別なことは何もない。自分がミスを犯して、ピッチに入ってしまった。それまではテクニカルエリアのいっぱいのところで指示をしていたが…。相手の選手がミズ(水谷)に対してチャレンジしてきたのにファールじゃなかったことに驚いた」と、抗議をした理由について明かした。ただ、この行為については「私の選手、サポーター、アビスパ福岡の関係者のみなさんに謝りたい」と、頭を切り替えていた。
(福岡担当 杉山文宣)
2013/04/22 21:58