前節・G大阪戦での敗戦により、今季初の連敗を喫してしまった松本。パス、キープ、切り返しなど選手個々の力には外から見ていてもやはり差を感じられたが、選手たちも「久しぶりに衝撃を受けた。映像で見返したが、悔しくて眠れなくなった」(長沢駿)という。ホームで勝利がない事実にはもどかしさもあるが、開幕からここまですべてが悪いわけではないだけに目の前の結果でチームがブレてしまうことだけは避けたい。「2つ負けたからといって、フォーメーションやメンバーを変えていたらキリがないし、選手も自信をなくす」と反町康治監督が口にするように、今節・東京V戦においても布陣に大きな変更はなさそうだ。きれいなサッカーではなく、泥臭い『松本らしいサッカー』にいま一度返り、勝機をつかみたい。
(松本担当 多岐太宿)
2013/04/19 17:15