主将である岡田隆がいま、手ごたえを感じているのがチームの一体感。前々節・北九州戦の試合後の会見でマリヤン・プシュニク監督がサブだった岡田、山口和樹の姿勢について言及していたが、そのことについて岡田に尋ねてみると「サブの選手っていうのは自分が出て活躍するんだっていう思いを持っているからベンチにいて、悔しい思いをしているのが当然。でも、いろいろな思いを抱えながらでもチームのために何ができるのかを考えないといけないし、監督がその気持ちを分かってくれるのは大きい。会見でそういうコメントをしてくれるのもありがたいこと」と話してくれた。
さらに岡田は「前節・群馬戦でもファウルのときにはベンチみんなが抗議してくれたり、カミ(神山竜一)はGKだけあって声が通るけどコーチングしてくれて、そういうところがチームの集中にもつながったと思う」とも話してくれた。約1カ月勝てない時期が続いたが、そこを乗り越えた要因がチームワークなのは間違いないようだ。
(福岡担当 杉山文宣)
2013/04/18 19:16