開幕戦以来となる先発、そして望んでいたFWでの起用だったが、渡大生が放ったシュートはわずか1本。75分に途中交代し、不完全燃焼に終わってしまった。「前半は、相手のプランにうまくはまってしまった。後半は、追いかける立場だし、天候もあんな感じだったので、やることは限られていた」。自分のプレーには納得いっていない様子だったが、ダービーの雰囲気を作ってくれたサポーターには、感謝の言葉を述べた。「北九州からも、たくさん応援に来てくれてうれしかった。去年ホームで勝ったので、アウェイで勝利をプレゼントしたかった。すぐに神戸戦があるので、一泡吹かせられるように、昨日の負けを生かしたい」。
渡の視線の先は、すでに17日の神戸戦に向けられていた。
(北九州担当 坂本真)
2013/04/15 20:29