柱谷哲二監督が浦和でコーチを務めていたとき、栃木の三都主アレサンドロが浦和に在籍していた。久々の再会に向け、「対戦できるのは楽しみ」と柱谷監督はうれしそうな表情で話してくれた。
三都主選手の印象を聞くと、「とても優しくていいヤツ」と返答。東日本大震災の直後、「大丈夫ですか?」と三都主から電話が来たという。「外見はブラジル人だけど、日本人として素晴らしい心を持っている」と人間性を称えた。
また、「サッカーに対する情熱も素晴らしい。サッカーをやりたいという思いでプライドを捨ててトライアウトに出場して契約をつかんだことはすごいこと」とコメント。人間としても、プレーヤーとしても称賛する三都主に対し、柱谷監督は「十分警戒しないといけない」と、気を引き締めていた。
(水戸担当 佐藤拓也)
2013/04/12 18:55