静岡ダービーを控えた12日、ゴトビ体制では2011年のホーム開幕戦前以来2年ぶりにアイスタでの練習を行った。この趣旨を「ダービーに勝利するため。選手に勝つためのイメージを作りやシミュレーションをしたい」と、アフシン・ゴトビ監督は説明した。
非公開練習の終了後、この日トレーニングをした22人の選手全員、スタッフでスタンドに上がった。初めて上から見ることになったイ・キジェは「思ったより高かった。サポーターの気持ちになるという貴重な経験ができた」と新たな視点を持った。リーグ第6節川崎F戦で肩を負傷したが、「我慢してやるしかない」と、前回けがで出場できなかったダービーの出場に意欲を見せた。
「ホームでプレーをするという力を感じて欲しかった」(同監督)。今回のダービーは今まで以上にプレッシャーのかかる一戦になったが、それを力にしたい。
(清水担当 田中芳樹)
2013/04/12 17:58