7月21日、カシマスタジアムで開催された「東日本大震災復興支援2012 Jリーグスペシャルマッチ『TEAM AS ONE vs Jリーグ選抜』」に、TEAM AS ONEのメンバーの一人として参加していた茂木弘人選手がいぶきの森練習場に戻ってきました。
「楽しかったです」と開口一番、感想を話した茂木選手は「鹿島の選手とか仙台の選手とか、何人か交流のある選手はいましたし、仲良くやってきました」とのことです。
気になるデル・ピエロ選手との邂逅については、
「2ショット写真、撮ってもらいました(笑)」
と、ミーハーぶりを猛アピール。
「技術的にしっかりしてるし、ボールを持ったらさすがにうまかった」
試合は途中からの出場でしたが、
「監督もみんなもガチ。めっちゃガチンコでやりました」
と、精いっぱいのプレーで戦ったとのこと。
「見に来てくれた人たちは、被災された方も多かったと思う。まだまだ復興っていう意味では苦労が多いと思うので、少しでも気晴らしになり、元気になってもらえたら良いですね」
翌日には、メンバー数人と一緒に子供たちとサッカーも満喫しました。
「結構、(被害の)ひどいところから来た子もいたんですけど、それでもサッカーを続けてくれていた」
茂木選手は喜びをにじませながら言葉を寄せてくれました。
福島出身であり、神戸というクラブで戦う茂木選手が参加したことは、とても意味のあることだったはず。元気をもたらし、元気をもらう。茂木選手の思いが少しでも被災地に届くことを願ってやみません。24日、神戸に合流した茂木選手は炎天下のトレーニングに突入しています。
(神戸担当 小野慶太)
2012/07/24 17:12