J1仕様の環境整備に大いなる前進だ。
町田は6月30日、J1への新拠点整備について発表し、鶴見川クリーンセンター(東京都町田市三輪緑山一丁目1番地)内にクラブハウスと天然芝のグラウンド2面を整備することを表明した。2階建のクラブハウスは新国立競技場を手掛けた隈研吾建築都市設計事務所が設計を担当。緑豊かな三輪緑山の素晴らしい景色に溶け込み、自然と調和したデザインの建物になるという。
町田がJ2復帰を果たした16年に加入し、「結果で環境を変える」と常々話してきた中島裕希は言う。
「自分たちや町田に関わる人たちの思いが形になったことに感慨深い思いでいるし、完成するまでまだ時間は掛かるけど、ここからJ1を真剣に本気で目指す責任が僕たちにはある。環境が変わっていく中でより結果が大事になってくるし、より一層ギアを上げて、本気でJ1を目指していかないといけない」
名実ともにJ1仕様の環境が整う準備が進められる中、エースの中島は結果で応える覚悟を示している。
文・郡司聡(エル・ゴラッソ町田担当)
写真提供:FC町田ゼルビア
(町田担当 郡司聡)
2020/07/01 16:35