「東京五輪に4名を送り出す――」。4年前の2016年、リオ五輪 で2名の代表選手を輩出。過去のW杯や五輪で多くの選手を送り出してきた「育成の ガンバ」の背景にサッカー新聞 エルゴラッソの番記者が迫る。稲本潤一、家長昭博、宇佐美貴史、井手口陽介、堂安律らを育てたガンバ大阪アカデミーの哲学とは。そして マンチェスター・シティから声がかかるまでに飛躍した食野亮太郎らが経験を積んだU-23チームの効果とは。
第1章 育成のガンバ
反骨のビッグマウス
アカデミーを築いた男
宇佐美貴史が「恩師の中の恩4師」と呼ぶ男
かつてのエリートたちの発芽
第2章 セカンドチーム発足
セカンドチーム構想案
ガンバ印の発展に寄与
堂安律を支えるU-23
初の世界大会が転機に
月給10万から代表へ
試行錯誤が続いたスタートの2年
輸出大国ブラジルの今
CBF が打ち出す施策
第3章 選手とともに育つ指導者たち
帰ってきた“ツネ様”
選手の心を動かす金言
降格危機救う人材育成
指揮権は金の卵の手に
初代指揮官は生き字引
中村敬斗という愛弟子
“鉄人ボランチ”帰還
U-13 を背負う覚悟
第4章 ガンバ アカデミーの光と陰
ブレイクした“外からの血”
飛躍の影に2人の指導者
サンフレッチェ広島から学んだ高体連組の獲得
いまに生きるそれぞれの悔恨
宇佐美貴史で生かせた教訓
第5章 新たなる希望
どん底からマンCの一員に
糧になった恩師の言葉
熱血監督のある予言
現役時代の〝原風景〟
堂安という基準、食野というお手本
後輩に受け継がれる意思
アンファン・テリブルの衝撃
ミスターガンバに託されたアカデミーの未来
『反骨心-ガンバ大阪の育成哲学-』
著:下薗 昌記
発売日:2/29(土)
価格:本体1,650円
発売元:株式会社三栄書房
発売箇所:全国書店及びネット書店(アマゾン等)
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(BLOGOLA編集部)
2020/03/13 14:28