28日、仙台は新戦力としてジオゴ・アコスタをディバ・アル・フジャイラ(UAE)から獲得。同日からアコスタは練習に合流した。
アコスタはブラジル出身。29歳で、右利きのFWだ。母国のリーグのほか、韓国、チュニジア、カタール、UAEでもプレーした。前所属クラブのディバ・アル・フジャイラでは2月から5月までUAE国内リーグで12試合に出場し、7得点2アシスト。シーズン最終戦のバニーヤースSC戦(現地時間5月25日)では1試合で2得点してシーズンを終え、3週間のオフを経てジムなどで体を動かしていたという。「あと2週間くらいでいいコンディションに整えられます」という見通し。公式戦での出場が可能になるのは、Jリーグの選手登録手続きが完了する7月20日のJ1第20節C大阪戦以降となる。
仙台は現在、ジャーメイン良や阿部拓馬といったFW陣に負傷離脱者が出ており、「早い段階からリサーチをしてもらっていた」(渡邉監督)。その候補者から選ばれたアコスタは「できるだけ、ゴールエリアの近くでプレーをすることを心がけています」という、センターFWタイプ。渡邉監督も「ゴールに向かうプレーをして、なおかつ走れる選手」として期待をかけ、仙台での初練習の様子から「基礎的なところをしっかりやれています」という印象を持った。
「できるだけたくさんのゴールを決め、ゴールができなくてもアシストや、ゴールに絡むことをしていきたい」と、初挑戦のJリーグで活躍を誓ったアコスタ。新たな得点源としての期待がかかる。
写真:板垣晴朗
(仙台担当 板垣晴朗)
2019/06/28 18:33