リーグ前節の相手だった湘南には、川崎F出身(下部組織出身)やクラブにゆかりのある選手が複数いた。その中で輝きを見せたのが、GKの安藤駿介(現在期限付き移籍中)。
ハイライトは後半、ゴール前で登里との1対1を防いだシーンだった。もちろん、止められた側の登里享平は相当悔しかった様子。そして試合後のロッカールームの前では、川崎Fの選手、スタッフにあいさつに来た安藤が、取材が終わって歩いてくる登里に近寄っていった。すると登里は目線を合わせないまま、大柄の安藤に無言で体当たり。そして「決めると悔しがると思ったから、わざとシュートを足に当ててやったよ!」と一言恨み節。
もちろんこれは仲が良いからこそのジョークを交えたコミュニケーションだったが、最後に登里は「また連絡ちょうだい。電話出えへんけど(笑)」と、チクりとやり返していた。
(川崎F担当 西川結城)
2013/04/08 18:38