2月24日にシティライトスタジアムに水戸を迎えて開幕戦に挑む岡山は、21日に岡山後楽園で会見を行った。
2015年シーズンより日本三名園(偕楽園、兼六園、後楽園)のおひざ元をホームタウンとする水戸、金沢、岡山の3クラブによって『アラウンド・ザ・日本三名園』として連係した取り組みを行ってきた。そういったこともあり、岡山後楽園での開催されることになった今回の会見には北川真也代表取締役社長、ファジ丸、岡山市イメージキャラクターの「ミコロ」と「ハコロ」が出席し、北川社長からJ2に参入して11年目のシーズンを迎えるクラブが取り組む新たな三つの変化を発表した。
一つ目はチーム内の変化。有馬賢二新監督が就任したチームに北川社長は「新たな10年のスタートの年に最高の監督に来ていただけたと思っております。今まで以上にアグレッシブなサッカーをお見せできると思っております」と大きな期待を寄せた。
二つ目はピッチ外の変化。「クラブスタッフ間で現状維持は後退の始まりを共有認識としてもち、過去10年で変化の少なかったスタジアム広場のレイアウトを変化させます。そして、キャッシュレス化も進めていきます」と説明。
そして、三つ目にはファン、サポーターとクラブのコミュニケーションを挙げ、「『岡山で一番話しかけられる場所』を合言葉に、困った方がいればスタッフが積極的に話しかける。そんなスタジアムにしていきたいと思っています」と話した。
2月24日、岡山は変化を求めて新たな10年への一歩を踏み出す。
(岡山担当 寺田弘幸)
2019/02/21 18:48