名古屋は5日、今季支援してくれた出資会社やパートナー企業のグランパス担当者を招いた感謝の会を開いた。
およそ300人が訪れたこの会には、小西工己社長、風間八宏監督をはじめ全選手が参加。この日、続投が正式に発表された風間監督は「1年間、心配をかけたシーズンだった。ここにいるすべての方の力がなければ残留することはできなかった」と感謝。来シーズンに向けて「厳しい空気の中、トレーニングの方が試合より厳しい、試合のほうが練習よりラクという状況を作る」と、チーム内の競争を一層激しくさせると語った。
また小西社長はクラブと企業のコラボレーション活動の成果を発表。10月7日のFC東京戦で多くの企業とともに行った「ガールズフェスタ」では、女性の観客が通常12~13%のところ、この日は35%にも達したそうで、新たなファン層を掘り起こすヒントがあるかもしれない。
また歓談タイムではジョーや楢﨑正剛のテーブルはすぐに長蛇の列に。ジョーはずっとサインペンを走らせ、笑顔で写真に納まっていた。
この感謝の会は、もし16位でJ1参入プレーオフに出場することになっていても行われていたそう。奇跡の残留を果たしたことで、終始なごや(名古屋)かな雰囲気だった。
写真:斎藤孝一
(名古屋担当 斎藤孝一)
2018/12/06 09:51