ここまでリーグ戦35試合に先発している金沢のMF藤村慶太。仙台から期限付き移籍中の今季、出場試合数はキャリア最多で、先発した試合はフル出場を果たしている。「ずっと試合に出させてもらって、こんなにスタメン、フル(出場)で出たシーズンはなかった。自分的にもすごく成長できた」。
いまやボランチの一番手、中盤の要として攻守に奮闘しているが、試合に出たからこそ「メンタル的にもフィジカル的にもタフになれた。試合でやっていると自信も持てる」と得られたものも大きい。
だが、そんな実りあるシーズンもあと1試合。今節・水戸戦へ向け、藤村は「ホームで最終戦をできる。今年は(ホームで)なかなか勝てなくて苦しい思いをさせたので、サポーターの皆さんの前でしっかり勝って終わりたい」と勝利を誓う。
(金沢担当 野中拓也)
2018/11/14 15:50