岐阜は9日、大木武監督の来季続投を発表した。大木監督は2017年に岐阜の監督に就任して以降、2年にわたって指揮してきた。
現在、岐阜は11勝7分22敗で勝点40。20位につけている。リーグ前半戦では、大木監督が昨季から指導してきた左ワイドの古橋亨梧がスコアラーとして爆発。11ゴール6アシストと結果を残し、チーム順位も最高7位まで上昇した。ただ、古橋が夏の移籍期間中に神戸へ移籍して以降、失速。10連敗を含む13戦未勝利と苦しい期間が続いた。そして先週末、岐阜はなんとか来季のJ2残留を確定させた。この結果を受けて、大木監督に来季も指揮を任せる判断に至ったようだ。
9日の練習後、大木監督は報道陣に向けて「まだシーズンは終わっていない。あと2試合あるから」と来シーズンに関する言及を避け、「一つでも上の順位にいけるように努力する」との一言にとどめて取材対応を終えた。
クラブをとおしたコメントとして、指揮官は「今シーズンは思い通りの成績を収めることができず、私自身大変悔しい思いでいっぱいです。その中で、来シーズンもチャンスをいただきましたので、もっと多くのファン・サポーターの皆さんに喜んでいただき、チームの成績が上がるように、そして多くの感動をお届けします」と発表している。
写真:岩波陽平
(岐阜担当 岩波陽平)
2018/11/09 21:43