今週、チームは島原市にある島原市営陸上競技場で磐田戦に向けての準備を進めている。これは普段、使用している諫早市のなごみグラウンドの芝のオーバーシードのため。諫早市からは1時間強の距離があり、チームは島原市内のホテルを団体予約の形で押さえ、希望者は泊まれるように対応している。3分の2ほどの選手がホテルを利用しているとのことで、結果的にはミニキャンプのような形となった。
最下位という現状だが練習では暗い雰囲気も感じられず、引き締まったものになっている。磯村亮太も「残り5試合にこれだけ残留の可能性を残しているというのはすごくポジティブなこと。前向きにとらえながら積極的にやれたらいい」と話した。まさにその言葉をチーム全体で表しているような雰囲気となっている。
高木琢也監督も「もちろん、(チームの誰も)楽観視はしていませんし、今の状況を自分たちで受け止めながらやっている。その中で最大限に力を出そうということは選手たちもやってくれている」と評した。
それに中村慶太は「うちはみんな、明るいから大丈夫」と笑顔だ。残留争いは残り5試合という最終局面に入る。元々、挑戦者として臨んだ今シーズンの長崎。その姿勢には何の揺らぎも見られない。
(長崎担当 杉山文宣)
2018/10/19 18:35