いまや押しも押されもせぬ愛媛の守護神として、チームやファン、サポーターから厚い信頼を得るGK岡本昌弘。岡本といえば、チーム関係者、ファン、サポーターのほとんどから『グッピー』という愛称で呼ばれているが、その由来は何なのか。疑問に思ったので本人に直撃してみた。
“グッピー”命名の歴史は小学校時代まで遡る。
「小学校のとき、少年サッカーチームの誰が言い出したかわからないけど、グッピーって呼ばれ初め、広まっていったんです」
さらに市や県の選抜チームにいってもその愛称は広まっていくと、「山岸智(元・千葉/現・VONDS市原)が小学校のころからずっと一緒だったので、ジェフのジュニアユースに行ってもグッピーと呼ばれるようになって」と千葉のクラブ内でもグッピーの愛称は定着したという。
ただ、肝心の由来については「それがわかんないんですよ」と本人も首を傾げる。
「なんでかわからないけどグッピーって言われ始めたんです。別にグッピー(熱帯魚)を飼っていたわけでもないし。当時、近所でサッカーやっていた人がグッピーを飼っていたのは覚えているんですけど、その人が飼ってるグッピーと僕は関係ないので」
いまでは「岡本」と呼ぶ人のほうが圧倒的な少数派だ。
「もう本名を知らない人もいますから。『ところでグッピーさん、名前何でしたっけ?』って。多分、グレ(小暮大器)とかは知らないですよ(笑)」
由来こそわからなかったが、グッピーという愛称が岡本の親しみやすい性格に拍車をかけるものなっていることは間違いなさそうだ。
(愛媛担当 松本隆志)
2018/10/17 15:08