5日の練習場(鳥栖市陸上競技場)には、夏休みの子供たちを中心に数多くのサポーターが見学に訪れていた。プロの練習を目の前で見ることももちろんだが、やはり子供たちのお目当ては監督や選手のサインだ。練習後は出口前に長い列ができるなど、選手たちは多くのサインをしていた。そんな中、キム・ミヌに抱きかかえられた幼い子供が着ているユニフォームにサインしようとするとその子供がまるで注射を打たれているかのように「痛い」と大泣き。キム・ミヌはいたって普通にサインを書いていただけだが、さすがにこれには困った表情を見せ、隣にいたヨ・ソンヘもその様子を笑いながら眺めていた。何とかサインを書き終えたキム・ミヌはその子供の両親から感謝されると、笑顔で応えていた。
(鳥栖担当 杉山文宣)
2013/04/05 18:19