山口は今季初めての連敗を喫し、これで12試合勝利なしで順位を暫定12位(1試合未消化)まで下げた。前節はこれまでと異なるダブルボランチ型の[4-3-3]の布陣で、経験豊富な佐藤健太郎と、右SBが主戦場の前貴之をボランチに起用した。
前節、累積警告で出場停止だった三幸秀稔は「守備は安定していた」と話し、攻撃面については「シュートがあまり打てていなかったり、打ててもミドルシュートだったりしたので、もう少し裏をとれる回数があってもよかった。攻撃面はもう少しやれば連係も出てくるだろうし、シュートもいい形で打てると思う」と、今節に向けて改善に取り組む。
さらに、「前向きな状態でボールを奪う回数を増やすことが必要。自分がもっと前に出ていく回数を増やしたい」と話す。
今節はアウェイの松本に乗り込むが、松本との過去の対戦を振り返ると、昨季のアウェイ戦では2点を先取されたあとに終盤の7分間で3点をぶち込んで大逆転。今季は第6節でやはり2点を許すも、後半ロスタイムで2点取り返して同点に持ち込んだ。
三幸は「松本は強いけど、苦手意識はあまりない。これで累積の警告もゼロになったし、思い切っていけます!」と笑顔で話した。
文・写真:松原純(エルゴラッソ山口担当)
(山口担当 松原純)
2018/09/15 11:25