12日、JFAハウスにて一般にも公開される形で、天皇杯 JFA第98回全日本サッカー選手権大会のベスト8以降の抽選が行われた。
ドロワーを務めたのは田嶋幸三日本サッカー協会会長と鈴木啓太氏。埼玉スタジアムで行われる決勝に進出した際に浦和がホーム側になるよう、また準々決勝の開催場所の確保ができていない鹿島と札幌(ともにラウンド16の試合がACLの関係で未消化)が準々決勝で対戦しないように抽選が考慮される中、ベスト8の組み合わせが決まった。
準々決勝の開催日は10月24日(水)。浦和は鳥栖と、鹿島vs広島の勝者は甲府と、磐田と札幌の勝者は仙台と、川崎Fは山形と対する。それぞれの開催スタジアムは未決定。なお、未消化のラウンド16は9月26日(水)に行われ、準決勝は12月16日(日)、決勝は12月24日(月・振休)の開催が予定されている。
田嶋会長は「98年間やり続けている天皇杯の重みを感じている。99回、100回と重ねる一つの過程として、ここで優勝を刻む価値は、サッカー界にとって大きな意味を持つ。どのチームも優勝を目指してほしい。一戦、一戦、100%で戦ってほしい」と語り、優勝経験のある鈴木氏は「出身の浦和がまず鳥栖とどういう戦いをするか。川崎FはJリーグの調子がいいが、天皇杯は準優勝の経験。その川崎Fが山形とどんな戦いをするか、楽しみ」と述べた。
(BLOGOLA編集部)
2018/09/12 17:51