仙台のシュミット・ダニエルが、J1第24節・川崎F戦に向け士気を高めている。
シュミットはJ1第20節・磐田戦から先発を続け、続く第21節・柏戦からの3連勝に貢献している一人。リーグ戦4連勝がかかる次節・川崎F戦でも、ゴールを守ろうとチーム内の競争に身を置く。
川崎Fは、シュミットが中央大在籍時の10年から12年まで3年連続で、JFA・Jリーグ特別指定選手として在籍していた経験があるクラブだ。仙台でJリーガーとなったシュミットが次節に出場すれば、プロ入り後初めて等々力のピッチに立つことになる。
「そこまで、ビッグイベントというわけではないのですが…」と話すシュミットだが、「いつかは立ちたかった場所だし、お世話になったクラブ。そこの人たちの前でプレーできるのは楽しみです」と、その日を楽しみにしている。まずはチームを勝利に導くため、強敵相手にもセービングやフィードで最後尾から味方を支える。「守備機会が増えるゲームになるかもしれません。でも失点しないまま試合を進めていきたい」。前年王者の攻撃の前に、仙台の背番号1が立ちはだかる。
写真:板垣晴朗
(仙台担当 板垣晴朗)
2018/08/23 18:29