千葉の為田大貴に待望のチャントが完成した。お披露目された7月29日の前節・新潟戦では決勝ゴールで花を添え、「(試合後、あいさつに出向いた)ゴール裏で初めて知り、うれしかったです。ここから自分の出来のよさを見せていかないといけない時期なので、上り調子になっていくために歌ってくれれば、なおうれしいですね」とサポーターに感謝する。
チャントの原曲はTRFの『EZ DO DANCE』。ノリのよいダンスナンバーだけに、「大分時代はどちらかと言うと、言葉が多めだった。今回のチャントはすごくシンプルな感じ。リズムがよく、よく聞くフレーズなので子どももすぐ覚えてくれそうです」と好印象を覚えている。
自身は2戦連続の決勝ゴールで、2連勝に大きく貢献中。その勝負強さについては「本当にもともと決勝ゴールのタイプ。2-1で勝った2点目とかそういう得点が多いので、得点のタイミングについては“もっている”というのはありますね(笑)」と口も滑らかだ。
今節の首位・松本戦では3戦連続決勝弾が懸かる。「悪いときに失点して、失点したあとに失点する試合が続いていたが、悪い中でも守れているし、失点したあとも粘り強さ、チームではね返す力というのは出てきた。それを継続させつつ、攻撃でもいいパフォーマンスを出せれば」。自身のことは多く語らず、チームファーストのそんな姿勢がまた “離れ業”を期待させる。
(千葉担当 大林洋平)
2018/08/02 17:46