11日、FC大阪から期限付き移籍で加入することが発表されていたジュニーニョが京都の練習に合流した。ゲーム形式のメニューではさっそく主力組に入るなど、新しいチームメートたちと汗を流したジュニーニョは、新天地の環境に好感触を得ている様子。「FC大阪ではずっと人工芝で練習していたけど、ここではこんなによい芝で練習ができる。チームメートにもよい印象をもったよ」と満足そうな表情を浮かべる。
15年からFC大阪でプレーし、今季で来日3年目。JFLからJ2へ、カテゴリーが二つ上がることになるが、「不安な気持ちは全くない」とキッパリ言い切る。「こういうチャンスをずっと待っていたんだ。このチャンスを生かしたい。(J2最下位という)チームの状況はよくわかっているよ。それでも、ここでチャレンジして、自分のもっているものを全て注ぎたいと思っている」。
FC大阪ではトップ下などでプレーし、ドリブルとキックの精度が武器のアタッカーとの前評判だが、自身が挙げる最大の特長は「ハードワークできるところ」。「前からのプレスは自分の特長。京都でも生かしていきたいし、そこからショートカウンターを狙っていきたい」と意気込みを明かす。
なお、登録ウインドーとの兼ね合いでジュニーニョは16日の次節・水戸戦には出場できない。京都の選手としてのデビュー戦は、最速で21日のJ2第24節・松本戦となる。
写真:川瀬太補
(京都担当 川瀬太補)
2018/07/11 16:08