昨季まで山口でプレーしていた星が、今年4月30日に甲府監督に就任した上野展裕監督と初対戦したのは明治安田J2第16節。アウェイでの戦いで、大分は甲府の勢いあるハイプレスに見事にハメられ、2-6で大敗してしまった。
そのリベンジを誓って臨む、第22節。だが、星が対戦を楽しみにしていた山口時代のチームメート・小塚和季は、前節の京都戦で全治約8週間のけがを負ってしまった。「コヅ(小塚)とは対戦したかったので残念。一日も早く治してほしい」と星は小塚にエールを送る。
甲府は小塚だけでなくジュニオール・バホスも負傷中で、リンスはFC東京へと期限付き移籍。戦力が限られた中で、JリーグYBCルヴァンカップの影響や天皇杯によるハードな連戦を強いられている。大分としては甲府の選手選考や戦い方が読みづらい状況だが、星は「山口時代、上野監督はどんな状況でも自分のやり方を曲げずに勝ちにこだわる人だった。今節もきっと貫いてくる」と警戒。「前回対戦でやられてしまったので、今回はやり返したい」と士気を高めた。
写真:ひぐらしひなつ
(大分担当 ひぐらしひなつ)
2018/07/06 19:14