金沢は前節・岡山戦から中二日で迎える4日、未消化分の第18節・甲府戦に臨む。アウェーの地で行われるこの一戦は、金沢のMF金子昌広にとって古巣戦となる。
金子は13年に甲府へ入団し、プロのキャリアをスタートさせた。翌14年の途中まで在籍したのち、金沢に活躍の場を移した。甲府戦に出場すれば、初の古巣戦が実現する。
「久しぶりに行く。すごく変な感じがする」と話した金子だが、古巣との対戦を特別喜ぶ様子はなく「あまりやりたくはない」というのが率直なところだ。「(甲府がJ2に)落ちてきたときはちょっと嫌だった。J1にいてほしかったというのもあるし、対戦したいとは思わなかった」。それでも、甲府戦に向けて「こういう試合があるということは、成長した姿を見せられたら良い」と準備を進めていく。
今季はあまり出場機会を得られていないが、前節・岡山戦は84分に途中出場。中二日が続くタイトなスケジュールの中で、再び出番が巡ってくる可能性もある。金子は「良い準備をして、少ないチャンスをものにできれば良い」と話した。
(金沢担当 野中拓也)
2018/07/03 17:55