今季も金沢の守護神としてゴールを守るGK白井裕人。シーズン序盤こそケガで出遅れたものの、先発復帰した第10節・大分戦以降はフル出場が続く。
白井はチームの近況について「最近2試合は(失点)ゼロなので悪くはない」としながらも、「1試合、1試合が安定しているというよりは、どうなるか分からないというのが正直なところ」と話す。
前節・熊本戦は前半と後半にそれぞれ被決定機があったが、無失点で試合を終えている。後半、相手に頭で叩き込まれてあわや失点というピンチを防いだ白井は「まだ相手にもチャンスがある。それが決まっていればどうなったかな?というのがあるので、そういうのを減らしていかないと安定した守備とは言えない」と気を引き締めた。
金沢在籍2年目の今シーズン。「去年はまだ金沢1年生だったので、いろいろ引っ張ってもらっている部分もあった。今年は年齢も上のほうでキャプテンマークも巻かせてもらっているので、引っ張っていこうという意識はある」。今後もプレー、メンタリティーの両面でチームをけん引する。
(金沢担当 野中拓也)
2018/06/28 10:09