19日、日本時間21時にキックオフされるW杯ロシア大会のコロンビア対日本。自身も2度のW杯に出場したG大阪U-23の宮本恒靖監督が同日、コロンビア戦についての見解を聞かせてくれた。
前日夜には民放の生中継でベルギー対パナマの解説を務め、朝一番で帰阪。U-23の若手を指導したあと、日本との対戦が迫っているコロンビア代表について話した。一番イヤな選手については「ハメスよりもクアドラードの速さのほうがイヤですね」と語った宮本監督。一方で日本が付け入るスキがあるポイントには「(CBの)ミナのところはちょっと穴かなと。そこにショートスルーパスを狙えるんじゃないかなと思います。あまり丁寧にポジションをとらないし、バルセロナの試合を見ていてもちょっと一人だけ遅れたりしている」と守備陣のウイークポイントを分析していた。
抑えるべき相手はクアドラード、つけ込むべき弱点はミナ。欧州サッカーにも精通する宮本監督の視点を知れば、さらにコロンビア戦を興味深く見ることができるはずだ。
(G大阪担当 下薗昌記)
2018/06/19 17:18