天皇杯2回戦・山口戦(1●2)と明治安田J2第18節・愛媛戦(0●1)で公式戦2連敗中の大分。首位をキープしてきたリーグでの順位も3位となり、チームコンディションを落とした状態で、今節は好調の松本と対峙する。
MF馬場賢治は現在のチーム状態について「いまは悪い意味で守りに入っている」と分析した。
「上位にいると今度は、負ける怖さが出てくるんです。僕が湘南で昇格したシーズンはずっと上位にいて、10位のチームと1位のチームとでは1敗の重さが違うと感じていました。負けることは絶対にあるし、1クールごとの目標勝ち点はしっかり積み上げていて、むしろ順調に行ってるほうだと思うんですけど」と、12年に湘南でJ1昇格したときの経験も振り返る。
「アルウィンで松本に勝つのはすごく難しいことだけど、もちろん勝ち点3を目指す。いまウチのチームに必要なのは、自分たちのやるべきことをやることと、より積極的に試合を運んでいくこと。そういうところから、勢いや相手を上回る力が生まれてくると思います」
完全アウェイのアルウィンについて「雰囲気が良くモチベーションが上がる」と話した馬場。チームを鼓舞する積極的なプレーに期待できそうだ。
写真:ひぐらしひなつ
(大分担当 ひぐらしひなつ)
2018/06/15 14:21