合計6得点と決定力が光った31日の北九州戦。その口火を切る先制点を挙げたDF大岩一貴は、「得点を取れたことは予想外だった」と得点シーンを振り返った。
昨季はリーグ戦33試合に出場した大岩だが、今季は同位置にキム・ヒョヌンが新たに加入したこともあり、この日が2試合目の先発出場。試合前は「自分の前にジャイールがいて、右SBには米倉さん(米倉恒貴)が入った。自分は守備に専念するような形を心がけていた」(大岩)らしい。
しかし、よくよく振り返ってみれば、得点シーンでは試合開始4分という時間帯にもかかわらず、エリア内で誰よりも大きく両手を上げ、ボールを呼び込んでいたような。そのことをツッコまれると、「そうッスね(笑)。気が付いたらあの場所にいて、決めていた(笑)」と本能のゴールだったことを告白した大岩。頭で考えるよりも、サッカー選手として衝動的に動いたことが、「いまの自分にとって大きい」“結果”につながったようだ。(倉橋 捺稀)
(BLOGOLA編集部)
2013/04/03 16:45