清水は30日、藤枝MYFCと練習試合(45分×2本)と紅白戦(45分×1本)を行った。
その練習試合、清水が7分にCKから立田悠悟のゴールで幸先よく先制する。しかし、そこから藤枝にパスを回される時間が続き、22分には中央から崩されて失点。さらに押し込まれる時間となったが、29分にゴール前でFKを獲得する。石毛秀樹のボールに、ファーでフレイレが合わせて、再び突き放した。
立田を除くフィールドプレイヤーを入れ替えて臨んだ2本目は、1本目よりチャンスの形こそ増えたものの、追加点を奪うことができない。逆に20分にクロスからダイビングヘッドで押し込まれて同点にされると、試合はそのまま終了。J3の藤枝を相手に、2本合計2-2。内容的にも、試合前日にヤン・ヨンソン監督は、「ボールをつないでいきたい」と意気込みを見せていたが、逆に相手にボールを持たれる展開となり、「求めていた形ができなかった」とうなだれる。1週間後に迫った天皇杯2回戦FC今治戦に向け、不安が残る試合になった。
写真:田中芳樹
(清水担当 田中芳樹)
2018/05/31 08:29