第6節・徳島戦に敗れ(1-2)、今季初の連敗。さらに試合内容の悪さも重なり、試合後に選手の口から発せられる言葉はどれも重たい内容だった。
なかでも印象的だったのが原一樹の言葉だ。
「後悔する内容が『あそこでシュートを決めていれば』じゃなくて『あそこでキープできなかった』なのが、もどかしい。それでは勝てない。シュートを打たないとゴールできないんだから」とストライカーの視点から問題点を指摘している。
この日、チームは5本のシュートを放っているが、そのうち流れの中でペナルティーエリア内から放ったのはGKの正面を突いた横谷繁の1本だけ。シュートを打てばいいという問題ではないが、攻勢に出る必要があったホームチームの残した数字としては寂しいものがある。
原自身は終了間際に三平和司が獲得したPKを確実に決めたが、90分で放ったシュートはその1本だけ。
「シュートの数を増やしていきたい」(原)と次節へ向けて意欲を示している。
(京都担当 雨堤俊祐)
2013/04/02 23:16