18日、仙台の野津田岳人が来たる明治安田J1第15節・鹿島戦での勝利に向けた意欲を口にした。
野津田にとって今節は、仙台に加わってから初めての鹿島戦となる。昨季の8月8日に仙台に加わった時点で、J1リーグ戦での鹿島戦は二戦とも終わっていた。また、その後に開催されたJリーグYBCルヴァンカップ準々決勝での対戦では、野津田は先に期限付き移籍していた清水での同大会出場経験があるため、規定により出場できなかった。今度は、ようやく鹿島とピッチ上で対戦することができる。
直前の公式戦である16日のルヴァンカップ第6節・FC東京戦(1○0)は体調不良のために欠場した野津田だが、今は回復。鹿島戦への出場に向けてコンディションを上げている。「鹿島は人に対して激しく寄せてくる印象。この前のACL(上海上港戰)でもそういう激しい戦いを制していて、勝負強いチームです。球際での勝負で相手を上回りたい」と、この一戦に向けて意気込む。
3月31日から始まった、リーグ戦とカップ戦が短い間隔で続く“15連戦”も、この鹿島戦で終わる。ここまでの14試合でリーグ戦9試合とカップ戦1試合にフル出場した野津田は、「この相手に勝って連戦を終えられれば、さらに自信が深まります」。必勝を誓い、背番号16は鹿島戦に臨む。
写真:板垣晴朗
(仙台担当 板垣晴朗)
2018/05/18 18:49