東京五輪世代で大学界注目のストライカーである順天堂大の旗手怜央が、8日から2日間にわたって川崎Fの練習に参加。プロに混じって行ったトレーニングを終えて、「もっと頑張らないといけないと感じた。すごく刺激的な2日間だった」と感想を語った。
Jリーグの複数クラブから熱視線を送られている旗手は、静岡学園高出身で現在、順天堂大の3年生。大島僚太や長谷川竜也の後輩にあたり、昨年のユニバーシアード日本代表では守田英正や脇坂泰斗ともプレーしている。「知っている人がゼロではなかったので入りやすかった」と話した旗手は、その言葉どおりすんなりチームの雰囲気に溶け込むと、力強いプレーを披露。「川崎FはJリーグで一番うまいチームだし、技術のあるチームなので、なおさらやっていて楽しかった」と感想を語っている。
一方で「(自分の)トラップやパスなどの技術はもっと高めないといけない。それにみんな守備を意識高くやっていたので、守備の部分でもやらないといけないなと思った」と、さらなる向上に目を向けた。再び大学に戻ってトレーニングに励むことになるが、「まずはしっかり大学で頑張ることが優先」と強調していた。
(川崎F担当 林遼平)
2018/05/09 20:02