京都の石櫃洋祐のJ通算出場試合数が大台に乗ろうとしている。前節・山形戦を終えた現時点での出場数は299。今季も不動の右SBとして全試合フル出場を続けており、21日に行われるJ2第10節・熊本戦で300試合出場を達成することは間違いなさそうだ。
大きな節目を迎える心境を尋ねると、「上には上がいるからね。もっともっと積み上げていきたいです」と、300試合もあくまで通過点の一つとして捉えている様子。また、7月に35歳を迎える年齢になっても変わらぬ肉体を維持し続けている秘けつを、「子供たちが寝たあと、サウナに行って交代浴をしているぐらいかな。それはほぼ毎日、欠かさずにやっていますね」と明かしてくれた。
チームは現在、J3降格圏の21位と苦しい状態にある。「何かが足りない。その何かというのは、やっぱり“戦わないといけない”ということだと思う。目の前の相手ともっと戦って、勝っていかないと。オレたちはみんな仲間。助け合ってやっていきたいです」。京都の“鉄人”は、これまで以上の闘争心を胸に宿して、300試合目のキックオフを迎える。
(京都担当 川瀬太補)
2018/04/18 18:18