4月10日、六反勇治が31歳の誕生日を迎えた。この日、アイスタで長崎戦の前日練習を終えた六反は、誕生日について問われると、うれしそうな表情を浮かべながらも「31歳になっても何も変わらない。GKではベテランではないし、フィールドで言うと25、6くらい」と返した。
今季のパフォーマンスを見ると、その言葉通り、いま円熟期を迎えている。静岡ダービーとなった前節、磐田・中村俊輔のセットプレーから何度もチャンスを作られたものの、すべてはじき返し無失点に抑えた。「パフォーマンス自体は去年と変わっていないが、チームの戦い方として守備をしやすくなった」と今季これまでの戦いを振り返る。
31歳最初の試合への意気込みは?「完封で勝てれば一番うれしいが、完封でなくても勝ちたい」と話す。そこまで勝利にこだわるのは、未だリーグではホームで勝てていないため。「プレゼントをもらってばかりなので、次は逆にみんなに勝利をプレゼントできるように」と今季ホーム初勝利を誓った。
(清水担当 田中芳樹)
2018/04/10 19:45