
インターナショナルマッチウイークのため今週末は試合がなく、束の間のインターバルとなっているが、その期間を利用してよりレベルアップを目指そうとしている一人が韓国人GKク・ソンユンだ。今季からペトロヴィッチ監督が就任し、昨季までの堅守速攻スタイルから、徹底してパスをつなぐスタイルへと大幅な変貌にトライしており、GKにも足下でのプレーがより求められている。22日の練習でもミニゲームの中で何度もGKからのパスのプレーについてペトロヴィッチ監督から声が飛んでいた。
自陣ゴール前でク・ソンユンがパスを受ける、そしてパスを配球するという場面が劇的に増え、そこに相手選手が激しくプレスを仕掛ける場面も目にするが、「慌てたことはない」と本人は言う。「ミシャさん(ペトロヴィッチ監督)からは『リスクがあると思ったらアバウトに蹴ってもまったく構わない』と言われているので、危ないと思ったら蹴り出せばいい。なので、自分としては自信を持ってパスをつないでいるつもり」とのこと。
昨年秋には2年ぶりに代表に招集されたものの、今回の韓国代表の欧州遠征は選外。悔しさもあるだろうが、「いま札幌でやっているパスをつなぐスタイルは、ほかの韓国人GKにはあまりないスタイルだと思う。しっかり身に着けることができれば武器になるはず」と先を見据える。「今後、代表に絡めるかどうかは自分次第」と表情を引き締めた。
開幕からここまでリーグ戦では4試合8失点と失点が先行してしまっているが、「自分としてはそんなに重く捉えていない。それよりも、チームとして勝点を積んでいくことに意識を高めている」と、とにかくチームが勝つことを最優先に自らをレベルアップさせていく。
(札幌担当 斉藤宏則)
2018/03/22 17:49