東京Vのサブ組が1日、栃木と45分×2本の練習試合を行った。前日の岐阜戦と同じ布陣で臨んだチームは、2本目の14分、栃木の杉本真に先手を奪われたものの、27分に中島翔哉、40分には杉本竜士が決めて逆転勝利を飾った。
1点ビハインドという劣勢な展開を覆したのが「今日は自分が一番輝くプレーをしたいと思っていた」中島だった。2本目の27分、左45度の角度から左足を振り抜き同点ゴールを奪取。さらに2本目の38分には右ウイングバックの関光博へ、決定的なスルーパスを通し絶好機を演出した。試合は相手GKのキックを高い位置で奪った杉本竜がチーム2点目を決めて逆転勝利。アカデミー出身選手の活躍が勝利を手繰り寄せたことについて、中島は「このクラブの特長はユース出身の選手がトップに多くいること。これからも監督が『コイツらを出したいな』というプレーをしていきたい」と話し、さらなる飛躍を誓った。
(東京V担当 郡司聡)
2013/04/01 20:42