前節、クラブ史上初のJ1昇格を決めた長崎。昇格決定翌日から選手たちは地元テレビ各局の番組に出演するなど、昇格フィーバーに忙しい日々を送っている。そんな中、17日には昇格を決めた讃岐戦の詳報が掲載されたエル・ゴラッソ本紙1964号が高木琢也監督をはじめ、選手、チームスタッフにプレゼントされた。九州では店頭販売されていないため、入手できると思っていなかった選手たちからは喜びの声とともに笑顔で受け取る様子が見られた。
また、昇格決定後、「少し、ホッとした」と話していた高木監督も笑顔で受け取ると、本紙を持っての撮影にも快く応じてくれた。撮影後はマッチレポートが掲載された面を開き、しばらく眺めるなどあらためて昇格の実感にひたっている様子だった。また、選手たちからも「欲しかったんですよね。九州でも売ってくださいよ」という声が飛んでいた。
J1昇格を決定させたものの、まだ今季の最終戦が残っている。高木監督も「チームの大きな目的は達成されましたけど、最後の試合は勝ち点を拾わなくていいゲームではない」とすぐに気持ちを引き締めていた。シーズン途中に設定した目標の勝ち点80到達のためには勝利あるのみ。今季最終戦をしっかりと勝利で締めくくり、J1での戦いへと向かう。
写真:杉山文宣
(長崎担当 杉山文宣)
2017/11/17 15:26