10年ぶりとなるACL決勝進出を決めた浦和。昨年までの2シーズン、浦和に在籍したDF加賀健一も、古巣の活躍を喜んだ。
18日に行われた準決勝第2戦、浦和vs上海上港戦。テレビ観戦したという加賀は、「ボール際の強さだったり、走る、攻守の切り換え、そういったスピードだったりは、相手を完全に上回っていた。それが失点ゼロという結果になったと思うし、決勝進出にふさわしい試合をしたのが浦和だったと思います」と話しつつ、「あれぐらいはみんなやるだろうなというのは、練習をやっていて、僕がずっと感じてきたことだった。対戦していく中で上海上港が一番強かったと思うから、優勝するんじゃないかなと思っています」と決勝の2試合にも期待を寄せていた。
また、試合後に早速電話で会話したというDF槙野智章のプレーについても、「フッキを抑えていたので、あれはすごく参考になったし、僕自身にとっても刺激をもらいました」と、今節・讃岐戦に向けても良い影響があったようだ。
「マキ(槙野)とはよく会話もしていたし、コミュニケーションは取っていたので、彼の考えていることは大体分かる」という槙野の最近のプレーはしっかりチェックしている様子。「代表の2試合もCBとして出て、チームに帰って、余裕が生まれて、そんなに慌てることなくプレーしていた。その代表2試合で彼も成長したと思うし、もっともっと彼ならできるかなあと思っています」とエールを送っていた。
(山形担当 佐藤円)
2017/10/19 20:53