17日、浦和の堀孝史監督とDF遠藤航が、本日18日に行われるACL準決勝第2戦・上海上港戦の前日会見に臨んだ。
堀監督は「ACLに残っている日本で唯一のチームなので、日本の代表としてしっかり責任を持って戦いたい。相手の上海上港も非常に良いチームだが、今までの戦いで自分たちの力をしっかり証明できている部分もあると思う。明日はホームと戦える。埼スタに来てくれるであろう多くのファン・サポーターのためにも、そして浦和に関わるすべての人たちのためにしっかり戦って勝ちたい」と意気込みを語った。
遠藤は「たくさんのサポーターの方が最高の雰囲気を作ってくれると思うので、サポーターのみなさんの声援を背に、僕らは100%以上の力を出して必ず勝って次に進みたい」と話す。上海上港が誇る強力な攻撃に対しては「1対1で負けないこともそうだけど、チームとしていかにチャレンジ&カバーや味方との距離感を良くして守れるか。中盤、最終ライン、前線の選手を含めていかにコンパクトにして守れるかがすごく大事」とポイントを語った。
また、準々決勝第2戦の川崎F戦、準決勝第1戦の上海上港戦に続いて3回連続、ラウンド16第2戦の済州戦を加えて今季4回目のACL前日会見出席となった遠藤。「川崎F戦のときに『今日は会見』と言ったら槙野くんから『前回の結果は?』と聞かれた」ことに端を発し、遠藤曰く「ルーティーン」、いわゆるゲン担ぎとなっていることを会見後に明かした。ここまで遠藤が前日会見に出た試合は3勝1分と負けなし。今回もスタッフから「お前しかいない」と言われたという。そして「このまま勝って決勝の前日会見にも出たい」と意欲を示す。
ゲン担ぎは今回も効力を発揮するのか、そして遠藤は今季あと2回、前日会見に出席できるのか。すべては今日18日、19時30分キックオフの第2戦で決まる。
写真:菊地正典
(浦和担当 菊地正典)
2017/10/18 07:00