大分の川西翔太が、J2第34節・金沢戦に向け、敬愛する先輩との対戦を心待ちにしている。
金沢の山﨑雅人とは、14年に山形でともにプレー。2シャドーでコンビを組んでいた時期もある。「ザキさん(山﨑)はチームのために走れる、頑張れる選手。山形で、石﨑信弘監督や高橋健二コーチから『ベテランがあれだけ走ってるのを見てどう思う? お前もやれ』と言われ続けて現在の自分がある」とリスペクトする先輩だ。
再会を楽しみにしていた第8節の前回対戦は、山﨑のコンディション不良により対戦ならず。今回は山﨑が調子を上げているらしいことを伝えると、川西は「マジ?」と顔を輝かせつつ、「敵として見ると本当に怖い相手。もし出てきたら、ザキさんにボールが渡る前につぶさなくては」と警戒を強めた。
第33節・長崎戦で4試合ぶりに先発し、試合後には敵将・高木琢也監督に厄介な存在だったと明かされた川西。その足元の技術とボール奪取力を存分に発揮して、大好きな山﨑と勝ち点を奪い合う。
写真:ひぐらしひなつ
(大分担当 ひぐらしひなつ)
2017/09/23 13:30