新潟は22日、聖籠町のクラブハウスで、J1第27節・札幌戦に向けた最終調整を行った。現在最下位の新潟は、J1残留のために、残り8試合で勝ち点12以上を積み上げることが必要。呂比須監督は「アウェイでも守りに行くのではなく、攻めに行く。勝ち点3を取るために札幌へ行く」と意気込む。
「相手はホームだし、積極的にプレスに来ると思うので、カウンターもうまく使えればゴールできると思う」(呂比須監督)。前回対戦した第12節では、カウンターからホニのゴールで得点を挙げ、新潟が勝利している。「鹿島戦で久しぶりにゴールを決められてうれしかったし、肩の荷も降りた。大切な試合だと分かっているので、練習してきたことを発揮して勝ちたい」と、ホニも2試合連続ゴールを狙う。
また今節はドウグラス・タンキが出場停止のため、富山貴光の新潟加入後初先発が濃厚だ。これまで4試合に途中出場し、決定的な場面を何度も作り出せていた。「得点感覚は良くなっている。次は決めます」と今節こそ流れを変える一発を決めるつもりだ。
勝利すれば、前回の札幌戦以来、15試合ぶりとなる。下位対決を確実に勝ち切り、上昇するきっかけをモノにしたい。
(新潟担当 野本桂子)
2017/09/23 09:52