讃岐戦で負傷交代した村上巧について、右ひざ前十字じん帯損傷で約6カ月の離脱と公式リリースが発表された。今季は監督交代以降、3バックの真ん中に定着し、ボランチでプレーした経験を生かして後方からゲームを組み立てていただけに、チームにとっては大きな痛手。ただ、昨シーズンも開幕直前にけがで長期離脱を余儀なくされており、今シーズンはもうプレーできない状況を受けて、本人がいちばん辛い思いをしているだろう。
ともに最終ラインでプレーしている園田拓也は、村上について「去年のけがもあって、いつもストイックに自分を追い込んで体をいじめるような選手」と評し、こう続ける。
「今度も早く復帰してくれると思う。残りの10試合、皆でしっかり巧の抜けた穴を埋めて乗り切る。巧の分までしっかり戦って、いい結果を残したい」
園田の思いは、チーム全員の思いだ。
(熊本担当 井芹貴志)
2017/09/15 19:20